GFNについて

ABOUT GFN

代表あいさつ

一社)緑内障フレンド・ネットワークは、緑内障患者の手で運営・活動している会員制の患者組織です。2000年に柿澤映子さん(現顧問・元外務大臣柿澤弘治氏夫人)によって設立され、その後2017年に組織を法人化して現在に至ります。活動にあたっては、日本緑内障学会の先生方からもサポートをいただいております。

緑内障は、『失明』という言葉と結び付けられることが多く、多くの緑内障患者が、不安や心配を抱えながら、誰にも相談できずに一人で戦っておられます。また、家族や友人に相談してもなかなか理解をしてもらえず、ますます孤独に陥ることもままあります。

こうしたことから私たちは、緑内障患者が正しい知識を身につけることで、希望をもって治療に臨めるよう、また患者同士で交流することで、『自分は一人ではない』ということを実感して勇気をもって病気と向き合えるよう、そのためのさまざまな活動を行っています。
そして、緑内障の早期発見のため、社会一般に対して啓発運動を進めることも当会の重要な活動の1つです。

どんな病気にも言えることですが『その病気になった人でないと分からないこと』がたくさんあります。緑内障患者同士で悩みや体験を共有し、励まし合うことは、患者にとって何よりの『良薬』であると考えます。

緑内障患者が少しでも不安を解消し、笑顔で過ごせるよう、これからも活動を進めてまいります。そして、仲間として一緒に活動してくださる皆さまをお待ちしております。

代表理事 中村暢子

GFNとは?

一般社団法人)緑内障フレンド・ネットワーク

緑内障フレンド・ネットワーク(略称:GFN)は、2000年6月に発足した緑内障の患者組織です。

緑内障は日本における中途失明原因の第一位でありますが、早期に発見して適切な治療を継続すれば、ほとんどは失明には至らず、一生にわたり視覚を維持できます。
また緑内障は罹患率が高いことも知られており、岐阜県多治見市で行われた疫学調査では『40歳以上の5%が緑内障にかかっていた』というデータが出ています。このことから、現在の日本では400万~500万人が緑内障を発症していると推定されますが、緑内障は自覚症状が乏しいため、発症に気づかないまま病気を進行させてしまう人が多く、また、緑内障が発見された場合も『自分は失明してしまうのでは?』という不安を抱えて、誰にも相談できずに苦しんでいる人が多数おられます。

GFNではこうした状況を鑑み、①緑内障患者が正しい知識をもって病気と向き合うための活動をすること、②緑内障患者が、患者同士の交流により心のケアを得られるようにすること、③社会一般への緑内障啓発を行い、緑内障による失明から1人でも多くの人を救うこと、を目的として運営・活動を続けています。2017年には組織を法人化して現在に至っております。

GFNは会員組織であり、緑内障の患者、家族・身内に緑内障患者のいる人のほか、活動に賛同する個人、団体、企業によって構成されています。また、日本緑内障学会の歴代の理事長が顧問に就いてくださっており、現在は 庄司信行先生(日本緑内障学会理事長/北里大学医学部眼科主任教授) が顧問としてご支援くださっています。

日本緑内障学会には当会の活動にご理解をいただいており、特に緑内障の早期発見・治療継続の啓発においては学会とも協力しながら活動しております。

GFNの活動内容は?

GFNでは以下の活動を進めております。

講演会(会場開催)
講演会(Web配信)
会報

【 会員向けの活動 】
〇会報の発行(年4回)
当会主催の市民公開講座や勉強会の講演録をはじめ、緑内障やロービジョンに関する特集記事、会員ルームページ、会員さんのお便り、情報コーナーなど、緑内障に関するさまざまな知識や情報が得られます。また、会員さんのお便りのコーナーも『読んで励まされた、仲間がいると感じた』との感想をいただき好評です。

〇緑内障市民公開講座・会員向け勉強会の開催
特に会員向け勉強会では、一般の講座ではなかなか聴くことのできないテーマの講演も多く、『知らなかった!ためになった!』というお声が寄せられます。

〇会員ルーム(会員の交流・情報交換会)の開催
会員同士で悩みを相談したり、他の人の体験・経験を聞くことで、疑問が解決したり元気をもらえたり・・・のざっくばらんな交流会です。周囲に緑内障について相談できる患者仲間がいない方にとっては、心の拠り所ともいえる集いです。東京の当会事務所を会場として開催する対面開催と、Zoomによる開催があります。

<対面開催>
月に2回、東京の事務所にて開催し、会員さんは自由に参加できます。コロナ禍では開催に制限を設けておりましたが、現在は従来通りの開催に戻しております。開催日は会報でご案内しております。

<Zoom開催>
ビデオ会議システムのZoomを使用して3か月ごとに開催しており、遠方の会員さんにもご参加いただける集いです。

〇電話相談
事務局の開所日(月曜・木曜の10~15時)には、電話相談も受け付けております。

【その他の活動】
・緑内障啓発のための市民公開講座の開催
・緑内障ホットライン(電話相談)の開設(年1回)
・当ホームページ、facebookページ、ブログの運営と情報発信
・世界緑内障週間およびライトアップinグリーン運動への協力
・緑内障啓発につながるメディア取材への対応

事務局紹介

名称 一般社団法人
緑内障フレンド・ネットワーク
設立 平成12年6月1日
所在地 〒103-0027
東京都中央区日本橋1-2-16 Blue Mark 83 501号
顧問 庄司 信行 先生(北里大学医学部 眼科主任教授)
顧問 柿澤 映子 氏(元当会代表)
代表理事 中村 暢子
専務理事 田中 進
理事 遠藤 由利子
理事 本名 喜久造
理事 山崎 信彦
監事 秋山 照夫

お問い合わせ先:
「緑内障フレンド・ネットワーク」事務局
(月・木の午前10:00~午後3:00 ※祝日を除く)
電話:03-3272-6971(リョクナイ)
FAX:03-3272-6972
メール:info@gfnet.gr.jp
※緑内障フレンド・ネットワークの「入会のご案内」のご請求は、
事務局までご連絡ください。

一般社団法人
緑内障フレンド・ネットワーク
〒103-0027 東京都中央区日本橋1-2-16 Blue Mark 83 501号

支援のお願い

緑内障は、日本における中途失明原因の第一位であり、罹患率も高いにもかかわらず、自覚症状が乏しいため、発症に気付かないまま病気を進行させてしまう人が多く、また発見された場合も進行性の病気のため、絶えず不安や悩みを抱えている方が多数おられます。

私ども緑内障フレンド・ネットワークでは、一般の方々に早期発見・早期治療を呼びかけるとともに、患者の皆さんが緑内障と前向きに付き合うための様々な活動を行っています。

本会は、2000年に患者自身による自主的な運営団体として設立され、その後2017年には法人として認可を受け、組織の基盤を強化しましたが、財政的には依然として厳しい状況にあります。今後、本会を安定的に維持していくためには、財政基盤の強化が欠かせず、皆様方から賛助金やご寄付のご支援をいただければ、これほど心強いものはありません。

誠に厚かましいお願いではございますが、本会の活動の趣旨をご理解いただき、私どもにお力添えを賜りますよう、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

なお、ご支援いただけます企業、団体、個人の方は、誠にお手数でございますが、緑内障フレンド・ネットワーク事務局までご一報いただけますならば、幸甚に存じます。

2022年11月吉日
緑内障フレンド・ネットワーク事務局

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